6/17(日)定山渓・豊羽鉱山ロードレース
エリートクラス 2位
ツールド北海道の北海道選抜チーム選考会を兼ねている本大会に、今年も北海道選抜チーム入りを目指して参加してきた。
昨年は3位だったけれど、今年は昨年の上位2人が全日本TTに出ており不在だった。と言うことで目標はもちろん優勝。
土曜日の朝に北海道入りし、札幌在住の友人に車を借りる。昨年同様にうどん屋「こむぎ」で早めの昼食を済ませてから会場へ。受付をしてから試走。
昨年はコースの途中で斜面の工事を行なっていて、幅1.5車線をコーンで仕切って通行する区間があったが、今年は工事が完了していて、全区間で2車線の対面通行になっていた。その他、特に気になることはなし。
夜も昨年同様にやよい軒で米をたくさん食べた。
そしてレース当日の朝も昨年同様に吉野家で納豆卵朝食ご飯大盛で。
優勝候補の有力選手としては、peachmaxでチームエントリーしている3人と、昨年の道選抜メンバーである平田選手、一昨年の道選抜である菅原選手、熊坂選手、そして林選手をマークしていた。レースの作戦としては、昨年同様に序盤から人数を絞っていきたいと考えていた。レース前に熊坂選手と話をしたが、あまり積極的にペースを上げていく意志はなさそうで、徐々に人数が減るのを待つような雰囲気。
スタートは最後尾から。下りでポジションを上げていき、折り返しでは集団中ほど。そのまま登りに入るが、ウォーミングアップがほとんどできていないので、集団中程で過ごす。そのまま集団のペースは上がらず2周目に入り、登りが始まるとpeachmaxとサイクルプラザ、NSRの3選手が抜け出す。peachmaxはマークしていた選手だったが、まだ序盤なので集団待機。追走の動きがあればチェックするつもりで。
逃げが決まったあとのメイン集団はさらにペースを落とし、サイクリングペースとなる。メイン集団は、peachmaxの牧野選手、松下選手がほぼ先頭固定で走り、集団にフタをする。スローペースとは言え先頭でずっと風を受け続けるのは地味に体力を奪われるし、有力選手2人に脚を使ってもらえるのは悪くない展開だ。
このコースは折り返し地点で逃げの選手とすれ違うためタイム差を把握しやすいのと、相手の様子を確認できるため、メイン集団に有利となりやすい。さらにこの日は登り区間が向かい風だったことも、メイン集団に味方した。
NSRの選手が脱落して2人となった逃げとの差は最大で3分半ほどにまで開いた。4周目に入って、そろそろメイン集団の人数を絞るため、4周目の登りから先頭に出てガツンとペースを上げる。DOKYU平田選手がこれに協調してくれ、たまに先頭交代してもらいつつ上まで。タイム差は一気に2分50秒ほどに縮まる。
5周目に入り、登りで再びペースアップ。ここではpeachmax牧野選手、松下選手も先頭交代に加わってくれる。2人ともまだまだ脚を残しているようで、力強く前を引く。2人とも想像していた以上に強い。
Photo by フリーダム武田さん
そして登りの中盤でモトバイクが集団にやって来て、「ペースが遅く、予定時刻までにレースが終わらないので1周回減らして7周回とする」と告げられた。
いきなり!?((((;゚Д゚))))))) と動揺する集団。作戦が大きく崩れた。
登りを相変わらずハイペースでこなし、6周目。チーム輪駄の3人が先頭で下り、その後ろについて下る。結構速いペースだったので中切れに期待したが、集団は一つのまま。登りのペースは4,5周回よりも速くなり、集団後方では千切れる選手もいたが、この時点でまだ15人くらいは残っていた。この登りで逃げていた2人も吸収。そして最終周に入る。
下りで北大の長澤選手と少し抜け出せたが、折り返して登りが始まると吸収。これはもうスプリントになると思い、その後は前に出ず、集団内で脚を貯める。
ラストは2人が先行し、それを追う形でラスト300mあたりから集団先頭に出た。先行した2人を吸収したタイミングで後ろからDOKYU平田選手に先行され、追いつけずにそのまま2位でゴールした。
(本日の使用機材)
優勝を狙っていただけに2位に終わってしまったのは残念だったけれど、今年も北海道選抜チームのメンバーとしてツールド北海道を走らせてもらえることになった。
十勝岳、狩勝、三国、石北峠などを通る厳しい山岳コースであるが、しっかり準備して本番に臨みたいと思う。