ちゃりちゃんこ日記

チャリと相撲を愛するイナーメ信濃山形のJPTライダーです。

7/22(日)JBCF 矢板片岡ロードレース

前日は距離が短かったのと、レース中の暑さもそれほど厳しくなかったので、ほとんど疲労はない感じ。むしろクリテリウムが良い刺激になって、身体の動きは良くなっているように感じた。

 

矢板片岡ロードのコースは、途中にクリテリウムのようなグネグネとした細い道(以下、クリテ区間)が組み込まれ、そこを抜けた後に1,2分の登りが始まる。さらに途中に対抗走行区間があるため、メイン集団から遅れるとすぐにレースを降ろされてしまう。

昨年はグネグネ道でポジションを落として中切れに遭い、先頭から遅れてDNFとなった。昨年と異なるのは、駅前での折り返しが180度ターンからロータリーをぐるっと回るコースに変わったこと。より速いスピードを維持したまま折り返せるので、その分は多少楽だろう。

 

この日も前日に引き続いてとても暑く、背中に氷を入れてスタート地点に並んだ。

序盤は集団の中盤で走るが、昨年ほどペースは速くなく、スピードの上げ下げも少なかった。苦手なクリテ区間でも前走者から遅れることなく走れていた。登りでポジションを20~30番手あたりまで上げて、下り~クリテ区間で少しポジションを下げる、という流れ。

4周目の登りはじめあたりで数人が落車。幸い、僕は減速しただけで切り抜けることができたが、、チームメイトの小山が落車に巻き込まれたようだった。近くで走っていた大東さんは小山を待つとのことで自分も少し迷ったが、皆が残るのはハイリスクなので待たずに集団についていくことに。小山はすぐには再スタートできなかったようで、アシスト含めてイナーメは複数人をここで失った。

そして、5周目の登りで一気に集団のペースが上がった。ちょうど集団後方にいたタイミングだったので、オールアウトして落ちていく選手を交わしながら必死で前を追った。チームメイトも前から落ちて来たが、声をかける余裕はなかった。近い位置にシマノレーシングの入部選手がいたので、ここで遅れたら完走できないと思いながら、離されないようにギリギリでついていった。

第2集団から5mほど遅れて頂上を越えて、下りはじめでなんとか前に追いつく。そして第2集団もほどなく先頭集団に合流した。首の皮一枚でつながった感じ。

先頭集団に残るイナーメは遠藤さんと僕の2人。

とりあえず完走しなくては。

 その後は再び落ち着いたペースでレースが進み、8周目(最終周)。登りで再びペースが上がり、先頭にはついていけずに第2集団へ。先頭集団に選手を送り込んだプロチーム勢は前を引かず、EQADSの3人が下りでペースメイク。集団スプリントでは勝ち目がないのでペースが緩んだタイミングで抜け出したいと思いながら5,6番手付近を走っていたが、ペースが緩まないのと脚が攣りかけてきたのでアタックはできず。

そのまま集団スプリントになり、攣りかけの脚で腰を上げることもできずに15人ほどの第2集団の12番手あたりでゴール。22位。

高ポイント圏内の20位まで、もう少しだった。

同じ集団にいたVC福岡の松木選手などは15位以内でゴールして、僕の2倍以上のポイントを稼いでいる。やっぱりスプリントできないと最後で取りこぼしてしまう。

最近はスプリント練習なども行うようにしているが、脚のない状態でのモガキがどうしてもできず。しっかりスプリントできるようにならないといけない。

結局イナーメからの完走は遠藤さんと僕の2人だけで、チームポイントを量産することはできなかった。やっぱり最低3人は完走することがチームとしてとても重要なことだと思う。完走した上でのエースのアシストであったり、チーム順位を上げるための働きなのかなと。その点で今回のレースは、(前日に引き続き)メンバー同士のコミュニケーションが足りなかったなと思った。次戦のチームTTは特にレース中のコミュニケーションが重要になってくるので、反省を活かして臨みたい。