ちゃりちゃんこ日記

チャリと相撲を愛するイナーメ信濃山形のJPTライダーです。

9/28(土)JBCF前橋クリテリウム

前橋市役所周辺の公道をしようしたクリテリウム

コースは「S」を縦に長く伸ばしたような形で、両端は180度ターンとなっている。コース幅は基本的に1車線で抜きどころが少ない。JPTはそのコースを12周。

個人的には2日目のヒルクライムの方が得意で高ポイントも狙えるので、クリテはなるべく脚を使わずに完走することが目標。

イナーメからは6人出場(ユキ、内野君、ポールさん、高杉さん、生田目さん、僕)しているが、基本的に作戦はなし。「各々頑張って完走しましょう」と。一番クリテが得意なのはユキなので、最後に余裕があれば前に引き上げる動きができればいいと思っていた。

レースはスタートからハイペースで進み、緩むことがほとんどなく、目立ったアタックもないまま進んでいった。僕は集団真ん中やや後ろで走り、自分よりも後ろに10-15人は選手がいるようにしていた。180度ターンではなるべく早めにペダリングを始めることを意識し、その分加速を控えめにして無駄足を使わないようにする。

集団の密集度は前に行くほど高くなり、コーナーの立ち上がりでポジションをキープするためにはより加速が必要になる。一方で、集団の後ろの方は密集度はやや低くなるものの、コーナーの立ち上がりで集団が縦に長く引き伸ばされるため、前に追いつくまでの時間は長くなる、と思う。それぞれ得意なパワー領域、継続時間が異なるので、自分の脚質に合う位置で走ることが一番負担が少ないと思う。

とはいえ、アタックに反応し勝負に絡むためには、なるべく前で走ることが必要。チームメイトのユキはほぼ単騎ながら集団前方(プロチームが隊列を組んでいるすぐ後ろ)に居続けていて、さすがクリテ職人だなーと思った。

レースの約半分、7周を終えるあたりまでを集団後方で過ごし、そこから180度ターンなどを使って少しずつポジションを上げていく。10周目あたりでにユキの所まで行ければ、前に引き上げることができると思った。10周目にユキの数メートル後方(間には自転車2,3台)まで上がることができたが、集団ペースが上がっていて密集度もさらに高く、ポジション争いが熾烈。コーナーの立ち上がりのスピードも自分にとってはスプリントレベルで、それ以上前に出ることができなかった。

そして最終周の最後のターンで2,30人の先頭集団から遅れ、一緒に遅れた数人で回しながら仕事を終えたプロ選手らを抜きつつゴール。前は20人前後に見えたのでもしかしたらギリ20位以内(高ポイント獲得圏内)かも…と思ったけれど惜しくも23位。

それでも自分にしてはかなり良い順位で、JPTのクリテリウムとしては過去最高順位だと思う。

今回いい感じで走れたけど、ディスクブレーキに変えてクリテリウムが楽しくなった。ブレーキングスピードが早いのでリムよりも車間詰めて走っても怖くないし、スピードの上げ下げに対応しやすいから集団の流れに乗っていきやすい。

元々苦手なジャンルなので、集団が全員ディスクブレーキになったらアドバンテージがなくなるかもしれないけれど。

ロードレースもクリテリウムも、やっぱりディスクブレーキだな。