ちゃりちゃんこ日記

チャリと相撲を愛するイナーメ信濃山形のJPTライダーです。

6/8(日) JBCF栂池ヒルクライム

栂池ヒルクライムは昨年E3で優勝しており、勾配なやコースレイアウトが自分に合っている。シーズン前半のヒルクライムレースのメインと考えていた。

 

3月末から毎週末レースが続いており、ツールド熊野のあと身体的、精神的に慢性的な疲労が蓄積されていると感じた。そのため、思いきってレース前1周間は休養とし、平日の練習は木曜日のおはサイのみ。おはサイでの感覚は悪くなかった。

 

レース前日は10時に寄居駅で待ち合わせ、いつもどおりチームメイトの佐藤さんの車で栂池高原へと向かう。乗り換えを間違えたせいで到着が20分遅れてしまってすみませんでした。

休憩、昼食を挟んで受付会場の体育館に到着したのは14:20。受付開始はまだだったので、先に試走へ。スタート地点へは下りず、頂上まで1本。コースを確かめながらゆっくりペースで。心なしか昨年よりもコースが荒れている・・・気がしなくもない。場所によってはかなり幅が狭くなるところもあるので、もし集団の人数が多かったら気をつけないと気をつけないと危なそう。一旦ゴールまで登ったあと、ラスト1キロ地点まで引き返して、ゴール前の勝負になった時のシミュレーションをする。最後の100mくらいが意外と勾配があるので、焦って早駆けしないようにする。

その後は下って16:30に受付を済ませ、宿へ。

お宿はスタート地点から5分ほどの場所にある「峰月」という旅館。素泊まりプランでしたが、自転車を室内の倉庫に置かせていただいたり、レース当日の朝には玄関先の屋根のある場所でローラーをさせてもらえるなど、とても良かった。

夕飯はマックスバリュで買った惣菜類で済ます。サラダ、ご飯、レバー炒め、豆腐など。

夕食後、時間があるので足を伸ばして小谷の道の駅にある温泉へ。

露天もありサウナも有り、すごく良い温泉。

その後帰宅し、22時就寝。

 

レース当日の朝は5時起床。外を見ると雨がしとしと降っている。

朝食はヨーグルト2つと大福1つ。いつもより少なめで。

その後、風呂に行き、湯船に浸かって体を温める。初めての試みだけどうまくいくかどうか。5分ほどでさっと出る。

7:10ころから固定ローラーでアップ。入浴効果か、普段よりも汗が出始めるのが速い気がした。

徐々に強度を上げながら30分、クールダウンで3分。調子は悪くない。

8:00くらいに宿を出発し、スタート地点へ行って出走サイン。

今回は前方からスタートしたかったので8時40くらいから早めに並ぶ。2列目、中央やや左あたり(最前列はチームリーダーのHONDAさん)。ベストな位置を確保。

9:00、JPTがスタートし、前方に移動したあと、9:02にE1クラススタート。

最初の激坂はあまり上げずに行くつもりだったが、集団のペースもそれほど速くない。10番手くらいで余裕を持って上がり、急坂が終わるくらいで前へ。平坦は先頭で引く。

そのまま前方で温泉街を抜け、スキー場へ。スキー場を抜けてしばらくして、CB高橋さんがペースを上げる。キツイのを我慢してついていく。後ろの方はちぎれて人数はここでかなり絞られた。しばらくすると4人に。CB高橋さん、竹芝の原さん、岩波さん、自分。

4番めについてしばらく粘るが、余裕が無く、少しずつ差が開いてしまう。調子は悪くないと思っていたが・・・。そのまま一人旅を続けると、また竹芝の人に追いつかれ・・・この時点で5位まで落ちる。

さらに小山田さん、千葉さんに追いつかれ、3人パック。この辺りから調子が戻ってきて、3人の先頭を引く時間が長くなる。しばらくしてさっき抜かれた竹芝の人に追いつき、抜かす。

前の3人はまだ見えない。

おそらく、誰かが遅れて、単独になっているのではないかと(失礼ですが)期待しながら前を追う。

小山田さんもローテに加わってくれるので、ペースは悪くない。小さなアタックを挟み、少し差がつくこともあったが、結局3人パックは崩れず、ラスト2キロ。そのあとさらにペースが上がり、3人パックは崩れたようだ。

そして、ラスト1キロを切ったくらいで、JPTの黄色いゼッケンを付けた選手達の先に、白いゼッケンの選手が見えた。距離は50m以上。諦めかけたが、向こうは後ろからE1の選手が迫ってきていることには気づいていそうだし、なるべくJPTの選手に隠れるようにラインを選びながら必死で追う。

ゴールまでラスト150mくらいで、15mほどにまで差が縮まり、そのあたりで前の選手が後ろを振り返り、自分に気づいた。

しかし幸いなことに、ペースを上げる力はもう無かったようだ。

もう一度踏み直し、前日の試走で確認していた、最後の左カーブからダンシングし、抜いてからも後ろは振り返らずにゴールまで踏み切った。

なんとか3位。

もちろん優勝狙いだったので悔しい結果ではあったが、最後まで諦めずにしっかり追い込めたのは良かった。

 

ゴンドラで下山して、さくっと片付けて栂の森温泉に入ってから表彰式に出て、石丸さんの車で帰宅。